Il y a une véritable griserie d’avoir échappé à la mort, d’être convalescent, d’être dorloté, surtout, dans une atmosphère irréelle. (---) D’étudier un pays, une ville, de son lit, de sa fenêtre.
(©Georges Simenon : Le fou de Bergerac; Chap.2)
死から免れたこと、回復期にあること、とりわけ非現実的な雰囲気の中で大事にされることというまさに夢のような喜びがあった。 (---) 自分のベッドから、部屋の窓から、この地方とこの町を調べるのだ。
(#16『メグレを射った男』(ベルジュラックの狂人)第2章)
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*メグレは撃たれた傷のために2週間は安静にせざるを得ず、「安楽椅子の探偵」のように事件のことをベッドの上で考えることになった。
Crédit d’image : Vue de la sous-préfecture de Bergerac @google street-view
Il y a une véritable griserie < avoir(イリヤ・ユヌ・ヴェリタブル・グリズリ)本当の有頂天の喜びがある(現在形)
d’avoir échappé à la mort < échapper(ダヴォワール・エシャペ・アラモー)死から免れたという(複合過去形)
*échapper à ~から逃れる
d’être convalescent(デートル・コンヴァレサン)回復期にあること(現在形)
d’être dorloté(デートル・ドローテ)大事にされていること(受動態)
surtout(シュルトゥ)とりわけ
dans une atmosphère irréelle(ダンジュヌ・アトモスフェール・イレエル)非現実的な雰囲気に
D’étudier un pays, une ville(デチュディエ・アンペィ・ユヌヴィル)ある地方や町を調べること
de son lit(ドゥソンリ)彼のベッドから
de sa fenêtre(ドゥサフネートル)彼の窓から